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MATCH試合情報

2024 明治安田J1リーグ 第8節 - 東京ヴェルディ vs FC東京

マッチレポート

監督コメント

城福 浩 監督

試合を振り返ってください。
ファン・サポーターには悔しい思いをさせました。申し訳ないです。

試合終了後の締めでは選手たちにどういった言葉をかけましたか。
こういう悔しい思いから学ばなければいけないというようなことを言ったと思います。

最後の交代カードで綱島選手と松橋選手を投入しましたが、どういった仕事を要求しましたか。
もうクローズなので、もちろん3点目を取れるチャンスもありましたけど、チーム全体がクローズのイメージを持っていたと思います。相手は1人退場しているにも関わらず、あたふたしてしまいました。あの状況でスローインもゴールキックにして、そこから時間を費やせずに、普段の私の指導不足だなと思っています。

稲見選手と綱島選手の立ち位置を変えたのは稲見選手のアクシデントの影響でしょうか?
ちょっと(稲見が)足が攣ったのを確認したので、ポジションを変えました。

前半のパフォーマンスは良かったと思います。
このチームはやはり選手層を厚くしていかないといけないということを痛感しています。選手が変わったら落ち着きがなくなる、というような状況を変えていかないと、ゲームの終盤でやはり我々がこういった思いをするというのを繰り返しています。我々の選手層のところを上げていけるかは、私の手腕が問われているところかなと思っています。

監督ご自身と選手たちはそれぞれどんな思いでこのダービーに臨みましたか。
私の気持ちは関係ないです。それを何かに乗せてこの試合に臨ませることはないです。ただ、勝って星を五分に戻したかった。勝点を積み上げたかったです。90分を通しての結果なので、未だにあの展開で勝点1で終わるということが、自分のどこを直せばいいか、じっくり考えたいなと思います。ただ選手は、最後(の失点)は多分スローインのところからスタートしていると思いますが、本当の意味で出し切ったかという意味では、出し切らせることを自分ができなかった。そう思わないと、おそらく次に引きずってしまうと思うので、僕の力が未熟だったということで、まだ成長しなければいけないと思います。

2点リードで数的優位も得たハーフタイムにどんな声掛けをされましたか。
0-0と同じような形でやろうということ、守備をまず緩くならないようにしようということ。もちろんしっかり幅を取って攻めていけば3点目を取れるチャンスがあるので、そこはゲームを終わらせにいこうということを伝えました。非常に軽率なミスから1点を献上して、さらにバタバタしてしまったところからのこの展開というのは、このチームはいろいろなものをまだまだ積み上げなければいけない状況だったので、ハーフタイムの指示も含めて、自分に何ができたかということは振り返りたいなと思います。

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選手コメント

GK 1マテウス

試合を振り返ってください。
恥ずかしい、それだけです。1人多い中で、しかも2-0で勝っている状況で、最後に2点追いつかれるというのは、本当に恥ずかしいことでした。

前半はチームとしてよいパフォーマンスだったと思います。
前半がよかっただけに後半ああいった形になるというのは、完全に修正していかないといけないです。

後半の1失点目が難しい流れにつながるターニングポイントのように見受けられました。
1失点目のやられ方もそうですし、2失点目もそうです。後半の戦い方がそもそも自分たちが1人少ないのではないかというぐらいの戦い方だったので、そこが本当に恥ずかしいなと思います。

今日の結果をどう受け止めていますか。
今日の結果は引き分けですけど負けに等しい。自分だけではなくて出た選手、スタッフ含めて、この試合に関しては引き分けで終えられたという考えを持っている人はいないですし、負けに等しいゲームでした。

後半終盤の失点によって勝点を取りこぼす試合が続いています。
今日だけではないですし、今シーズン始まって何回も同じ形で追いつかれたり、やられたりというのがある中で、最終的に集中力が欠けている部分などがあります。今日に関して言えば、後半全体的にその感じでした。今日のこのゲームのやり方であれば、自分たちはJ1にふさわしくないと思いました。

後半の戦い方に向けて選手間ではどういったコミュニケーションがありましたか。
監督からハーフタイムに「まだ0-0だからな」というのを伝えられている中で、こういう入りをしてしまったというのは、本当に反省でしかないです。

非常に悔しい思いをファン・サポーターにさせてしまいました。
試合が終わってからのファン・サポーターの反応に関してはすごく我慢してくれたなというふうに思います。ブラジルでこういうダービーゲームでこういう追いつかれ方をしてしまっていれば、たぶんもっと荒れた反応になっていると思います。本当にそれが普通ですが、スタジアムを1周回っているときも拍手を送ってくれるファン・サポーターもいました。個人的にはもっと厳しく自分たち選手に対応していいと思います。今日は皆さんが本当に我慢して拍手を送ってくれたのかなと捉えています。

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MF 7森田 晃樹

試合を振り返ってください。
もったいなかったなというのが、率直な感想です。

1-2となった後の対応は難しい部分もありましたか。
相手が10人というところで、緩みみたいなものもあったと思いますし、守備のときにも、もっと前から行ってボールを蹴らせなければいけないところを、なぜか中途半端に行こうとして、簡単にボールを蹴られて、セカンドボールを拾われたりというところで、センターバック2枚余っていましたし、そういうところでやっぱり難しさは感じていました。

後半の入り自体は押し込む形も作れていました。
10人で相手がボールを動かしてくることに対して、センターバック2枚が余っているときがあって、なかなかそれだとボールを取りに行けないですし、自由にやらせる時間もありましたし、失点のところもそうですけど、やっぱりこっちの方が人数が多いのに、なぜか一歩寄せられていない。そういう細かいところで、僕たちは勝ちを逃し続けているので、これは本当に反省するしかないなと思います。

ディフェンスリーダーの谷口選手が負傷交代した後もチームに声をかけ続けていました。
雰囲気としてふわふわしていたし、そういうところは僕も声を張って言っていましたけど、そういうところでいい方向に持っていくことができなかったというのが反省かなと思います。もっとちゃんと僕がチーム全員を集めて、方向性というか、そういうものをしっかりとチームで話し合う時間を作れればよかったのかなと思っています。

セットプレーの際に翁長選手が選手を集めて話し合う場面もありました。
ヒジくん(翁長)は本当にポジティブな声をずっとチームにかけていました。細かいところの戦術の話というところではなくて、あまり雰囲気がよくなかったので、そういうところを気にして、ポジティブな声かけをしてくれたのかなと思います。1失点目のシーンとかもそうですけど、その前にも同じようなシーンがあって、カウンターを作られて、ああいうところのアクシデントがありました。それはメンバーが変わってからもです。そういうミスというのは本当になくしていかなければいけないというふうに思います。

試合後の締めでは城福監督からどんな声掛けがありましたか。
この試合を忘れないでほしいということ。あとは本当に前に進むしかないので、しっかりと準備をしようという話でした。

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MF 10見木 友哉

試合を振り返ってください。
非常に悔しいという言葉しかないし、勝たなくてはいけないゲームだったと思います。

加入後初ゴールを振り返ってください。
この間の試合でもPKがありましたが、次は自分が蹴るとソメ(染野)に言っていたので、普通に自分が蹴ったという感じです。強いボールを蹴るというのは意識して、決まってよかったなと思います。

前半のパフォーマンスはよかったと思います。
前半はピンチも何回かありましたけど、全体的にはよい流れで進められていたと思いますし、課題である2点目を取れたという中で、前半は本当に内容ともによかったのかなと思います。

後半は難しい戦いとなりました。
相手が1人少ないですが、スコアが0-2ということで、相手が前から来るというのは想定できていました。それは選手の中でも話し合ってやっていました。その中で、次の1点がどちらに入るかで試合が決まるというふうに個人的に思っていて、それがイージーなミスから相手に1点を取られて、そこから相手に勢いをもたらしてしまったというのが、今日の結果に対する一番の要因かなと思います。

再び後半終盤の失点によって勝点を取りこぼす形となりました。
開幕から3試合連続で終盤のPKで失点をしていて、今回はPKではないですけど、そういう終盤の失点というところで、勝点3がこぼれ落ちるというのは、本当にもっと重く受け止める必要があると思います。まだ1勝しかしていないので、こういう勝たなければいけないゲームを引き分けにしてしまうと、勝点も伸びていかないと思うので、もうこういった終盤の失点というのはないようにやっていきたいと思います。

後半は途中からセカンドトップでプレーしましたが、どういったイメージでプレーされましたか。
自分の特徴を出すというところで、もっとボールを保持するところであったり、守備のところでもっと追うというところは個人的に意識していて、守備のところはだいぶ追ってはいましたが、もっとボールを保持できればよかったのかなと思います。

試合後はサポーターからブーイングもありました。
間違いなく勝点3が手に届くところまできていた中での最後の失点だったので、サポーターの気持ちは理解できますし、選手たちももちろん落胆しています。ただ、もう終わったことなので、この悔しさというのを次の試合のエネルギーに変えていかなければいけないと思うので、また切り替えて次の試合に向けてやるしかないと思います。

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